
ブログを書くのは半年ぶりです。
いつも仕事が一段落ついたら書くのですが、ずーっと忙しくて書いている時間が取れませんでした。この公共施設も完成写真の紹介前で止まっていました。
今日ようやくご紹介できます。

上から見ると、こんな感じです。
建物自体は平べったいのですが、地下駐車場があったり、階段状のテラスがあったりと、地形には結構高低差があります。

もちろん、屋根は取り外せます。
建物は基本平屋ですが、左側の一部が2階建てになっていて、外の展望デッキにつながっています。

ちょっと斜めから見てみましょう。
内部にも高低差があり、かなりややこしい造りになっています。
製作前、平面図を見てもどこが低くて、どこがどれだけ高いか分りづらく、完成時の形状をイメージするのが難しかったです。

これは子供向けの施設で、森の中をイメージしているので、室内に自然木が何本も立っているのが面白いですね。

訪れた人は、まずここに車を停めます。

駐車場は地下にもあり、手前が出口、奥が入り口です。

建物の裏にも地下駐車場の出入り口があり、右側が入り口、左側が出口です。
合計4カ所の出入り口を作らねばならず、基本の地形を作るだけで、かなり手間がかかりました。

エントランスは4段上った位置にあり、車椅子用のスロープも設けてあります。
その奥は階段状のテラスになっていて、子供の遊び場にもなります。

風除室を抜けて館内に入ると、向かって左側にあるのがミュージアムショップで、さらに左に進むと広場になっています。

この広場全体を木育スペースといって、トンネルをくぐったり、階段を上ったり、木のボールで満たされた丸いプールで遊んだりできます。
手前の長方形の部屋は木工室です。

木工室の隣はトイレですが、今回は1/150の模型なのでドアは省略、仕切り壁だけを作りました。トイレの隣には地下駐車場からの階段があります。

右側はよみもの広場、左下は事務室、左上は2階への階段や機械室です。

駐車場出入り口をまたいで展望デッキがあり、外階段からも2階からも出入りできます。

この展望デッキは隣接する図書館の庭園に降りることができ、図書館との行き来が楽しい散歩コースになるよう設計されています。

これでこの施設の全てをご紹介できました。
いかがでしたか。
いつもの住宅模型とは勝手が違い、かなり手こずりましたが、徐々に形になっていくにつれ、自分でもワクワクしてきました。
また、これだけ大きく複雑なものを作ることができ、自信にもつながり、自分の中でも印象深い作品になりました。
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