店内の小物を作ろう
店内には、他にもショウケースがたくさんありますが、基本的に構造は前回の鮮魚ケースと同じで、本体や棚の板状の細長いパーツを側板パーツで挟むかたちです。
なので、作るのはそんなに難しくはありません。
では、ここに商品を並べてみましょう。
画像検索で見つけた商品棚の写真を、1/35に縮小印刷してスチレンボードに貼り付けて商品を作ります。
上の銀色の物は、アルミテープを貼ったショウケースのパーツです。
商品を一つ一つ作るのは手間がかかりすぎるので、棚に並んだ一列をひとかたまりとして、
スチレンボードの細切りに商品の写真を貼っていきます。
1/35まで縮小すると印刷がつぶれてしまい、パッケージの文字までは読めませんが、その色合いで商品の種類はなんとなく判別できます。
にぎやかなショウケースが出来ました。
これは、売り場の角にある商品棚です。
本体は2ミリ、棚は1ミリのスチレンボードです。
ここにも、先程と同じ要領で作った商品を並べていきます。
八百屋さんの雰囲気を高めるための小物を作っていきましょう。
段ボール箱や、商品の入った箱ですが、これらも画像検索で探しました。
こういった果物なども最初は紙粘土で作ろうかとも考えましたが、かかる手間があまりにも膨大なので、写真を使うことにしました。
写真なので凹凸はありませんが、かえってリアルで、結果的にこの方がよかったかと思っています。
こうして大量の段ボール箱を作りました。
白い箱は普通のコピー用紙に、茶色い箱はクラフト紙に印刷してあります。
建築模型という観点で見れば、これらは不要なのかもしれませんが、今回は廃業される八百屋さんが、お店を模型にして残しておきたいというご希望なので、雰囲気を再現するためにこれらはぜひ作らねばならないと思いました。
また、精密に作られたミニチュアは、見ているだけで楽しくなりますしね。
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