建築模型 M邸住宅白模型の製作 6
- 渡辺太至
- 2020年5月14日
- 読了時間: 2分
今回は屋根を作ります。

と言ってもこれ、説明しにくいんですよ。
これが完成した状態なんですが、見て分るとうり片流れの屋根が三つ組み合わさっているんですね。
真上から見たら、こんな感じです。

単純に3枚のスチレンボードを貼り合わせれば出来るんですが、その1枚1枚の形状を割り出すのが難しいんです。
立面図と屋根伏図をよく見て、出来上がっている建物本体の実寸を計って、どうにか割り出せたのですが、その過程は私の文章力ではうまく説明できません。
作り方の説明になってなくて、ごめんなさい。(^_^;)
やってみれば分りますが、隙間なくきちんとつながるように作るのは本当に難しいです。

また、図面には見せ梁が描かれていましたが、狭い空間にそこまで表現するとゴチャゴチャしてかえって分りにくくなると思い、私の判断で省略しました。
しかし、クライアント様にチェックをお願いしたところ、やはり見せ梁は付けて欲しいとのことでしたので、あとから追加しました。
あとから追加するのも難しいんです、これが。
まず、接着位置を壁にマーキングするのが大変。
狭い空間に定規が入らないので、スチレンボードの切れっ端に見せ梁のピッチを書き込んだゲージを自作して、それを頼りに壁にマーキングします。
見せ梁の接着自体も余計なところにスチのりがつかないよう、気をつけて作業しなければなりません。それでも余計な部分についたスチのりは、燃料用アルコールを染み込ませた綿棒で拭き取ります。

建物本体を展示台に接着します。
今回は両面テープを使いましたが、スチのりを使うときもあり、ケースバイケースです。

完成しました。
とても面白い形ですね。

反対方向から見たところです。
建築現場はおそらく昔ながらの町筋で、間口が狭く奥に細長い敷地で、両脇には隣の家が建っていると思われます。
その敷地の形状を最大限生かすために、このようなデザインになったのでしょう。

屋根を外すとこんな感じです。

中庭は隣家からの視線を遮るため塀で囲み、物干しのために洗面所から降りられるようになっています。

中心の部屋は寝室で、左手にクローゼット、仏間があり、右手はトイレ、洗面所です。

あとから追加した見せ梁です。
苦労しましたが、このほうがお施主様にもイメージがつかみやすくなったかと思います。

以上、M邸白模型の作り方でした。
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