建築模型 M邸住宅白模型の製作 5
- 渡辺太至
- 2020年5月1日
- 読了時間: 2分
今日は庇の作り方をご紹介します。
今回の案件では、玄関の上に図のような庇があります。

1/100ならば、1ミリのスチレンボードを短冊状に切り出して接着して終わりですが、今回は1/50なので、少しばかり手間をかけてみましょう。
庇には水勾配があり、先端にいくほど細くなっています。
これを模型でも再現します。

まずは、3ミリのスチレンボードを庇より適当に大きめに切り出します。
大きめに切り出すのは、「削る」という作業があるので、最初から庇の寸法で切り出すと
作業がしづらいからです。
スチレンボードの端から庇の出巾(1/50の実寸で15,5ミリ)の位置で、カッターで切れ目を入れ、表面に貼ってある紙をめくります。
図面には1000という数字がありますが、これは壁芯から樋の先端までの寸法なので、間違えないように。

紙をめくったラインを起点にして、先端を1ミリほどテーパーになるように削ります。
スチレンボードは柔らかく簡単に削れますが、材料を大きめに切っておくことで持ち手になり、作業がしやすくなります。
また、サンドペーパーをアクリル板に貼ったものを用意しておくと、削りやすいです。

目分量でテーパーに削れたら、赤いラインでカットします。
ラインから左側が庇パーツで、右側が不要部分です。
この不要部分を持ち手とすることで削りやすくなり、不要部分もとっておけば、他の小物を作るときに再利用できます。

庇本体が出来たら、その上に一回り大きく切り出した1ミリのスチレンボードを貼り付けて、庇の完成です。

建物本体に接着すると、こうなります。
スチレンボード一枚だけで済ませるより、模型としての見栄えが上がります。
ちょっとした手間ですので、1/50ならこれくらいはやっておいた方がいいですね。
Comments