建築模型 ドイツの駅の製作 1
- 渡辺太至
- 2017年9月15日
- 読了時間: 3分
これからしばらく、ディオラマ模型に登場するドイツの駅の作り方をご紹介していきます。

この建物は、第2次世界大戦中のドイツ国内の駅舎を再現したものです。
私の趣味は戦車のプラモデルの製作で、これは列車輸送される戦車のディオラマに登場させるために作ったものです。
スケールは1/35、作ったのはもう10年ほど前のことですが、ディオラマ自体はまだ完成していません。我ながら、なんて手が遅いことか。(笑)
1/35スケールの駅舎のプラモデルなんて存在しないので、イチから自作しなくてはなりません。
どうやって作ろうか悩んだ末、鉄道模型の駅舎のキットを買ってきて、そのパーツを1/35に拡大して作ることにしました。
ところが専門店でドイツの鉄道模型の雑誌を見ていたら、イメージ通りの建物が図面付きで紹介されていました。これだ!と思い、さっそく雑誌を買って、図面を1/35に拡大コピーして製作に入りました。

まずは、スチレンボードで躯体を作ります。
仕事で使っているスチレンボードは両面に紙が貼ってありますが、これはタミヤ製の紙の貼ってないタイプのものです。別にどっちでもいいのですが、10年前はこの仕事をしてなかったので、スチレンボードといえばタミヤ製しか知らなかっただけです。
接着には木工ボンドを使いました。接着面には補強のため、爪楊枝が刺してあります。

表面の仕上げには、工作用のヒノキ材を木工ボンドで貼り付けていきました。
施工面積を計算して必要な本数をはじき出したら、意外に大量に要ることが分かり、近所のホームセンターの在庫を全部買い占めても足らず、別のホームセンターまで足を伸ばしました。
ヒノキ材の厚みはわずか2ミリですが、カッターで押し切ろうとするとかなり力が要ります。
目の細かいノコで切るということが、なぜか当時思い浮かばず、カッターで延々と押し切っていました。指は痛いわ、タコはできるわ、大変な作業で1ヶ月半くらいかかりました。

もう一つ困ったのは、ヒノキ材の寸法のバラツキです。
使ったのは2ミリ×5ミリの材ですが、0.1~0.2ミリ程度の誤差があるんですね、これが。
考えてみればこれくらいの誤差は当たり前のことですが、何段も積み上げていくと全体では2~3ミリの違いとなって現れてきます。
そのため、躯体に開けた窓の位置とヒノキ材の継ぎ目の位置がズレてしまいました。
仕方ないので、現物合わせで躯体の窓を開け直しています。
また、建物内部は省略するので、窓からのぞいたとき見えないように内部は黒く塗りつぶしておきます。

奮闘すること、ひと月半、屋根も作ってどうにかカタチになりました。
天気のいい日に、外でオイルステインを使って黒く塗装しました。
だいぶん進んだような気がしますが、やらねばならないことはまだまだあります。
では、次回をお楽しみに。