カラー模型内部の作り方
壁パーツが出来たところで、床パーツに接着していきます。
この建物は北面の壁に沿ってトイレ、畳コーナー、坪庭、階段、バスルームが一列に並んでいる構造なので、まず手間のかかるここから始めます。
階段や押し入れの棚、坪庭の植栽などは、壁をすべて取り付けてしまうと指が入らなくなってしまうので、この時点で取り付けてしまいます。
次に隣接する洗面所、キッチンの棚、玄関を組み立て、最後に正面の壁を接着します。
2階を組む時は、階段の開口部分から始めます。
どうしても1階の階段とズレが出やすいので、うまくつながるように微調整しながら組んでいきます。
また、組んでいる途中に出来上がった1階に何度も乗せて、1階の壁とのつながりにズレや隙間ができないよう注意しながら2階の壁を組んでいきます。
玄関ドアや勝手口のドアは、メーカーのサイトに載っている画像を縮小印刷して、1ミリのスチレンボードに貼り付けて作ります。
ガルバリウム鋼板の屋根は、黒い画用紙を貼ったスチレンボードで作ります。
リブは裏に両面テープを貼った画用紙を細長く切り出し、等間隔に貼り付け、はみ出た部分を後でカットします。
太陽光パネルもメーカーのサイトの画像を使います。
光沢紙に印刷してスチレンボードに貼った上から、塩ビ板をかぶせて透明感を出します。
5ミリのスチレンボードで作った展示台の上面全体に両面テープを貼り、コンクリートの部分はグレーの色画用紙を貼ります。
芝生は鉄道模型用のカラーパウダーを撒きます。
木を植え、ミニカーを置いたら完成です。
立面図を見ただけでは分かりづらい建物の立体的な形が、模型なら一目瞭然です。