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  • 渡辺太至

S社様 弥生時代ディオラマ模型の製作 4


竪穴式住居の屋根を葺こう

ずいぶん間が空いてしまいました。

ブログの更新は、本来夜の空いた時間にやればいいのですが、私は一度仕事が入ると寝る直前まで仕事をしてしまうので、仕事が一段落しないと更新ができません。(笑)

ようやく時間が出来たので、弥生時代ディオラマの続きをご紹介します。

室内の小物を配置したところで、柱を立てます。

近所で拾ってきた木の枝をカットして、スチのりで接着、さらに糸で縛りました。

登呂遺跡の復元された竪穴式住居では、日本家屋の囲炉裏の上に吊ってある火棚があったので、

それも小枝で再現しておきます。

火棚は食料を置いて燻製を作り、火の粉から屋根を守り、暖かい空気を滞留させるといったさまざまな機能があります。

ただし、上に物を置くとせっかく作った室内が見にくくなるので、何も置きません。

次に屋根の基本となる柱を三角形になるように組み、間を埋めるように細い柱を配置していきます。

ここまで組んで気が付いたのですが、この形って藁ぶき屋根の古民家の屋根と同じですね。

古代、穴を掘って屋根をかぶせただけの建物が、やがて壁を立ち上げ屋根を載せるように発展していったことが、模型を作ることで実感できました。

今回の模型で一番悩んだのが、屋根の材料を何にするかでした。

花屋やホームセンターで何か使えるものは無いかといろいろ探しましたが、どれも今一つでした。

登呂遺跡の取材の帰りに立ち寄った静岡のおしゃれな雑貨店で、1本100円の刷毛を見つけました。

細さといい、質感といい、ちょうどピッタリだったので助かりました。何より安いし。(笑)

これを適当な長さでカットして根元を糸で縛り、ほどけてこないよう根元に瞬間接着剤をしみこませませ、同じものを何十本も作ります。うんざりしました。

出来上がった束を下から順に接着していきます。

クライアントからの指示で、屋根を葺くのは建物の後ろ半分だけで、前半分は中を見せるため、骨組みだけとします。

大棟には雨を左右に逃がすため木の皮が貼ってありますが、これも何にしようか悩みました。

模型屋さんで偶然見つけた鉄道模型用のレイアウト用の素材が、木の皮のような質感だったので使ってみることにしました。

塗装するといい感じになってくれました。

これで完成です。

いかがでしょう。

屋外で撮った写真はまるで本物みたいで、我ながら気に入っています。


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